事例

CASE 01

1550点の部品を2〜3週間で
完納

柏木鉄工はお客様の様々なご相談やご依頼などを、もてる知識や経験、能力を活かしてできる限りお応えする会社です。その事例をお伝えします。

どのようなご相談だったか教えてください。

取引先である工場で、大事な製造工程が止まってしまったため、できるだけ短い時間での復旧が必要になりました。いくつかの会社へ相談をされたうちの1つの会社として、破損してしまった部品の手配、制作のご相談をいただきました。

具体的にどのようなご相談、ご要望でしたか?

とにかく止まってしまった工場を動かすために、納期が最優先というのが一番のご要望でした。ご依頼いただいた部品は工場内で使われるローラー関係の部品で、大きくわけて4種類、1550点で、新規の作成、サイズは手のひらサイズでしたが、点数が多いためいかに短い時間で納品できるかを色々と思案しました。

部品の制作はどのように行ったのでしょうか?

1つの会社で製造をすると、製造できる数に限界があり、リスクも高い為、納期優先というお客様のご要望を叶えるために、国内外の協力会社さん、ネットワークを駆使して複数の会社での製造を手配しました。柏木鉄工は協力会社さんへの手配や、フォローなど中心となってフルで製造ができるバックアップもしました。

工夫や難しかった点などありますか?

まずは短い納期で収めるために、先にお話した複数の協力会社さんでの製造を並行して行ったことです。また今回の場合、納期が短いのもあるのですが、納期を最優先するというお客様のご要望を優先すると、数が多いので精密な全数検査ができないという壁がありました。もちろん抜き打ちでの検査は実施しました。

どのくらいの納期で対応できたのでしょうか?

全ての完納でいうと3週間になりますが、2週間ほどでおおよその部品を納められました。納期優先でということで抜き打ち検査だけでしたが、結果、納品した全ての部品で大きなトラブルもなく、お客様に納めることができました。

かなり短い期間に質の高い部品を納品できたのですね。

対応いただいた協力会社さんとは、長い間の付き合いで品質をしっかり出してくれるという信頼があったので、抜き打ち検査だけでも品質には問題がないという自信もありました。商売優先ではなく、お客様の満足や品質を優先する協力会社とつながっているのは柏木鉄工としても強みだと思います。

お客様も喜ばれたのではないでしょうか?

普段対応いただいている担当の方だけでなく、他の部署の方からも感謝とお褒めのお言葉をいただいたので、きっとお喜びいただけたと思います。お客様との信頼関係も強くなり、お役に立てたことで私たちも喜びを感じました。